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山口北部で謎の地震活動 震度1未満、2月から3600回超 専門家疑問
毎日新聞
2025/6/8
 気象台の植田伸吾・南海トラフ地震防災官は「深さ10キロ程度の場所での微小な地震は全国で見られる。今回の地震はそれより深い20〜30キロで起きており、本来は地震が起きないところ。過去20年間、この地域で地震は発生しておらず、なぜこんなことが起きるのかわからない」と話す。

 地震調査研究推進本部地震調査委員会は5月13日に「山口県の地震活動の評価」を発表。「2月から山口県北部で微小地震活動が始まり、地殻の下部である深さ25キロから30キロ程度でまとまった活動が継続している」と説明し、「この地震活動が始まって以降、わずかな地殻変動が生じている可能性がある」と述べるにとどめている。

 下関地方気象台はこの地震について「地震への備えを改めて確認してほしい、としか言えない」と話している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/678c11f237ff6f80f915ff06e4bd2f891f5b882f