シャッターに落書きしたとして、警視庁原宿署が東京都東大和市の建設作業員の男（１８）を建造物損壊容疑で逮捕したことがわかった。


　捜査関係者によると、男は５月３１日午前４時頃、渋谷区千駄ヶ谷の美容室のシャッターにスプレーで落書きした疑い。調べに容疑を認め、「外で描くのが格好いいと思い、落書きしやすい場所を探していた」と供述している。逮捕は２７日。

　美容室が入るビルの所有者が６月に同署に被害届を出し、防犯カメラなどの捜査で男の関与が浮上した。

　渋谷区内では、建物の外壁やシャッターなどへの落書き被害が後を絶たない。区は消すための予算を組んでおり、建物管理者らの依頼を受け、２０２４年度までの４年間に約１４００件、計約１万５０００平方メートルの落書きを消去してきた。

　今年度は落書き消去費のほか、防犯カメラの設置補助などに約２億円を充てており、区の担当者は「警察などの関係機関とも連携し、落書きのない渋谷を目指す」としている。


7/28(月) 10:26配信　読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/32a878c53c656775e5516a6cee580ea3a3d5b291
落書きされた美容室のシャッター（２８日、東京都渋谷区で）
https://news.yahoo.co.jp/articles/32a878c53c656775e5516a6cee580ea3a3d5b291/images/000
落書きされた美容室のシャッター（２８日、東京都渋谷区で）
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