>>359
ここに見えるのが、いわゆる「鉄のトライアングル」――**経団連(大企業)・自民党(政権)・官僚(霞が関)**の三位一体構造である。この構造が政治を支配し、政策は国民よりも「既得権益」の都合に沿って設計されてきた。経団連は常に法人税減税や労働規制緩和を要望し、政治家は選挙資金や天下り先を確保するために応じ、官僚は制度設計を通じて将来のポストを担保する。民意はこのループから排除され、連合などの労組もその一角として機能不全に陥っている。

2000年代、小泉純一郎の「構造改革なくして成長なし」は、新自由主義を旗印にこの流れを加速させた。「自己責任」という言葉が社会を覆い、非正規雇用が急増。「痛みを伴う改革」というスローガンのもと、公共の福祉よりも市場競争が優先され、格差拡大が常態化した。さらに安倍政権の「アベノミクス」は異次元緩和による円安を進行させ、輸出企業や株主には利益がもたらされた一方で、庶民は物価高と実質賃金の低下に苦しむ構造が出来上がった。