22日放送の「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)で、TOKIOが左官職人に手際の良さを褒められ、転職を勧められる場面があった。

この日は、城島茂、山口達也、松岡昌宏の3人が、DASH島で進めている“三和土(たたき)”水路作りをすることになり、左官職人を招いて波風に耐える丈夫な水路作りに挑戦した。

三和土とは、江戸時代以前から伝わる和製コンクリートで、水に強いことから昔は炊事場や土間の床にも使われていた。粘土や砂利、石灰などの天然素材を使い、混ぜて水分が抜ければコンクリートのように固まるという。

TOKIOは、まず自分たちでだけで挑戦し、三和土で水路の樋を作るため、型枠に三和土を流し込む。そして乾燥させた後に、型枠から外すとヒビが入り簡単に崩れてしまった。

そこで、以前お世話になった左官職人、纐纈勇夫さんを招き、一から作り方を見直すことにしたのだった。纐纈さんは崩れた三和土の樋を見ると、乾燥方法に問題があることを指摘。
樋にかかる力を分散させるため、形をコの字型からU字型に変更した上で、竹で編んだ骨組みの表裏から2回に分けて三和土を塗って乾燥にムラが出ないようにし、さらにシュロの木の繊維を混ぜて強度を高めるように指導する。

そして3人は、粘土やシュロの繊維をスコップで混ぜると「これくらいなるといいね」「ねっとりしてる」などと新たな三和土の感触を確かめる。

すると、この様子を見ていた纐纈さんが「慣れてるね」「上手いもんだね」と手際よく混ぜ合わせるTOKIOにビックリ。思わず「商売替えしてもらってもいい」と、左官職人の道を勧めたのだった。

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