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SMAPが解散する大みそかに、リーダーの中居正広(44)、稲垣吾郎(43)、
草なぎ剛(42)、香取慎吾(39)の4人が“慰労会”を行うことが23日、分かった。
関係者によると、解散騒動で事務所から独立しようとした4人は東京都内に
集結し、結成から苦楽をともにした28年の活動をねぎらい合う。唯一残留を
決断した木村拓哉(44)は海外で過ごすことが濃厚。この日、5人は31日の
「第67回NHK紅白歌合戦」の出場を辞退。26日放送のフジテレビ系
「SMAP×SMAP」最終回の歌唱がラストステージになる。

SMAP最後の日、メンバーの動向が判明した。

複数の関係者によると、中居、稲垣、草なぎ、香取の4人は大みそかに
都内に集結し、“慰労会”を開催。グループ結成から28年間、デビューから
25年間、苦楽をともにしてきた日々に終止符を打つ瞬間を一緒に迎える。
一方、木村は来週まで、来年1月15日スタートのTBS系「A LIFE〜愛しき人〜」
(日曜後9・0)を撮影。解散を発表した8月も妻の工藤静香(46)、2人の娘と
米ハワイ旅行に出かけており、年末も大切な家族と海外で休暇を過ごすことが濃厚だ。

5人は1月に解散騒動が表面化。木村以外の4人が元チーフマネジャーの女性の
独立計画に同調、木村がジャニーズ事務所残留を決意したことが明らかになった。
その後、「スマスマ」でグループ存続宣言をするも結局、8月に年内解散を発表。
最大の要因は元マネジャーを慕う香取と木村の溝が埋まらなかったこと。
心の距離が縮まらず4対1のまま、SMAPラストデーも迎えることになってしまった。

また、この日、ジャニーズ事務所がSMAPの紅白出場辞退を発表。19日に
事務所幹部が紅白サイドに辞退を正式に申し入れた。事務所はその際に手渡した
5人の気持ちを書いた連名の書面も公表した。

SMAPのラストステージについて「メンバーそれぞれにずっと悩み考えてきました」
と苦悩を吐露。26日の最終回で20年9カ月の歴史に幕を閉じる「スマスマ」を
「ラストステージとさせて頂きたい」と5人の意向を綴った。紅白には23回出場し、
大トリも5度務めただけに感謝の言葉もしたためられた。

NHKは粘り強く紅白出場の交渉を続けてきた。先月24日に発表された出場歌手の
中に、SMAPの名前はなかったが、大みそかギリギリまでの交渉継続を宣言。
出場歌手を例年より数組少ない46組にし、SMAPのための“空白の15分”も確保していた。

さらに、5人と親交の深いタレント、タモリ(71)と、木村と高校の同級生である
マツコ・デラックス(44)をスペシャルゲストに迎え、中居とTBS系「中居正広の金曜日の
スマイルたちへ」で共演する歌手で女優、大竹しのぶ(59)が初出場するなど
スマップシフトを敢行。出演しやすい環境を整えてきたが、同局はこの日、
「大変残念ではありますが、SMAPの皆さんの意思を尊重する」と断念した。

SMAPの生出演が消滅したことで、焦点は“空白の15分”の使い道に。
SMAPの過去の出演映像の特集も予想されるが、SMAPと同じレコード会社の
星野源(35)が出演したTBS系「逃げるは恥だが役に立つ」の社会現象となった
“恋ダンス”のロングバージョン企画も浮上。紅白審査員になった新垣結衣(28)、
石田ゆり子(47)ら「逃げ恥」キャスト総出演の“恋ダンス”披露もありそうだ。