トルコ当局、ギュレン師支持者とされた1000人以上を拘束 内相
http://www.afpbb.com/articles/-/3126503?cx_part=txt_topics

【4月26日 AFP】トルコ全土で26日、米国在住のイスラム教指導者フェトフッラー・ギュレン(Fethullah Gulen)師の支持者とみられる人々に対する大規模な取り締まりが行われ、
1000人以上が拘束されたことが分かった。トルコ内相が同日、明らかにした。ギュレン師はレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領の追放を狙った
昨年7月のクーデターを首謀した疑いが持たれている。

半国営アナトリア(Anadolu)通信はスレイマン・ソイル(Suleyman Soylu)内相の発言として、国内72県で行われた強制捜査により、これまでのところ計1009人が拘束された
と伝えた。ギュレン師は昨年7月のクーデターを首謀した疑いについて一貫して否定している。

 また同通信によると、トルコ全土で行われた強制捜査には約8500人の警察官が動員され、イスタンブール(Istanbul)市内だけでも容疑者390人の逮捕状が発行されたという。

 ソイル内相は、強制捜査は現在も続いており拘束者の数は増加し得ると示唆。「トルコ共和国にとって重要なステップ」と述べた。(c)AFP

カルン大統領府報道官「反エルドアン大統領と反トルコ発言を決して日常化・平凡化させない」
http://www.trt.net.tr/japanese/toruko/2017/04/24/karunda-tong-ling-fu-bao-dao-guan-fan-erudoanda-tong-ling-tofan-torukofa-yan-wojue-siteri-chang-hua-ping-fan-hua-sasenai-719535

イブラヒム・カルン大統領府報道官は、ヨーロッパでの反エルドアン大統領と反トルコ発言を決して日常化・平凡化させないと述べた。

カルン報道官は記者会見を行い、時事問題に関する発表を行った。

フランスの政治学者がエルドアン大統領の暗殺を扇動する発言を行ったことに関する質問に対し、カルン報道官は、

「このような発言を決して日常化・平凡化させない。なぜならこのことは、別のことの土台を築こうとする試みだからだ。これは政治的分析や解釈ではない。別の計画の一部として取り上げられた事柄だ。
我々は民主主義の名において、国民の意思の名において、倫理と良心の名において、このファシズム的なアプローチが日常化・一般化しないよう、あらゆる手立てを尽くし、そしてこのような発言を許す
ことはしない。」と述べた。

カルン報道官は、エルドアン大統領が1915年の「いわゆるアルメニア人虐殺」の102周年目にちなんでアルメニア総主教にメッセージを送ったとも述べ、

「総主教関係者のアラム・アテシヤン氏からも、このメッセージは教会で行われた儀式に参加したトルコのアルメニア人に伝えられた。我々は、1915年の出来事として知られる事件を常に、
「同じ痛みと正しい記憶」の観点から見据えていると述べた。この枠内で、エルドアン大統領が発信したメッセージを一言二言あなた方にお伝えしたい。地域に昔からいる2つの民族としてトルコ人と
アルメニア人が1000年にわたり共存してきたこの土地で、共通の歴史と文化が共に育まれてきた。アルメニア社会は、オスマン帝国と共和国の両方の100年近い過去において、非常に価値のある世代を育て、
トルコの発展に大いに貢献してきた。昨日と同じく今日もアルメニア社会は、トルコの平等で自由な国民として、社会生活、政治生活、商業生活のあらゆる分野で重要な役割を担っている。」と語った。