【ソウル=井上宗典】北朝鮮は22日、2月に初めて発射した新型中距離弾道ミサイル「北極星2型」(射程約2000キロ・メートル)の発射実験に再び成功したと発表した。

 21日の発射を指しているとみられる。今回は「実戦配備に向けた最終的な試射」で、立ち会った金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長は実戦配備を承認し、大量生産を指示した。

 スカッドER(射程約1000キロ・メートル)やノドン(同1300キロ・メートル)とともに奇襲性の高いミサイルが日本を標的として実戦配備される可能性があり、日本にとって脅威が増大した。

 北極星2型は、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を地上配備型に改良したものだ。朝鮮中央テレビが22日に公開した映像では、空中に押し上げた後、自力で噴射する「コールド・ローンチ」と呼ばれるSLBMの技術で発射されていた。「高出力固体エンジン」を搭載しており、注入に時間がかかる液体燃料ではなく、迅速な発射が可能な固体燃料が使われていたとみられる。北極星2型は移動式発射台に搭載されており、発射の兆候がつかみづらく、迎撃も難しいのが特徴だ。

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2017年05月23日 00時22分 読売新聞
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