【ワシントン時事】米海兵隊のネラー総司令官は24日、北朝鮮の核・ミサイル開発の進展を踏まえ、在沖縄海兵隊のグアム移転計画の修正を米軍が検討していることを明らかにした。
上院歳出委員会の小委員会で証言した。

現行計画は2012〜13年に日米間で合意したもので、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を名護市辺野古に移設。
嘉手納基地(嘉手納町など)以南の米軍施設・区域を返還し、これに伴って要員約9000人とその家族を沖縄からグアムなどに移転することが柱だ。
グアム移転の開始時期は20年代前半とされている。

ネラー氏は北朝鮮の名指しは避けつつ「最近のニュースに見られるように戦略的な情勢は変わった。
敵国の能力が力学を変えた」と指摘。
「進化する脅威に対応するため、少なくとも一時的に航空機をどこに配置するか、ハリス太平洋軍司令官が違った選択肢を検討している」と明かした。

配信(2017/05/25-05:42)
時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017052500235&;g=prk

別ソース
米海兵隊グアム移転 輸送手段と訓練施設が不十分 総司令官(5月25日 7時18分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170525/k10010994181000.html