岐阜県高校体育連盟は2日、県高校総合体育大会のバスケットボール男子で規則適用にミスがあり、1、2位の学校を訂正したと発表した。
当初は私立富田高校が初優勝とされたが取り消され、2位とされた県立岐阜農林高校が優勝。
岐阜農林は7月に福島市である全国高校総体に出場する。

県高体連によると、5月27、28日に岐阜県高山市で4校による決勝リーグを開催。
2勝1敗で並んだ上位3チームの順位を得失点差や直接対決の結果などで決める際、日本バスケットボール協会が定める規則の解釈を誤ったという。

29日に県高体連にあった匿名電話で富田と岐阜農林の順位が逆だったことが分かり、県高体連は両校に謝罪したという。

富田高校の米田聡校長は朝日新聞の取材に「初優勝と喜んだだけに、残念で悔しいが、生徒は気持ちを切り替えようとしている」と話し、県高体連には「怒りに震えた。
二度とないようにしてほしい」と再発防止を訴えた。(吉川真布)

配信 2017年6月2日18時33分
朝日新聞デジタル
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