国内企業が製造に参加した最新鋭のF35ステルス戦闘機が5日、愛知県豊山町の三菱重工業小牧南工場で初公開された。

 防衛省は平成36年までに計42機を取得する計画。ロシアや航空戦力の増強を進める中国に対し、米軍とともに優勢を確保する狙いがある。

F35は老朽化したF4戦闘機の後継機で、第5世代戦闘機に位置づけられる。米ロッキード・マーティン社製の機体はすでに4機が引き渡されており、航空自衛隊のパイロットが米西部アリゾナ州の空軍基地で訓練を行っている。

 残る38機は国内企業が製造に参加し、今年度中に計2機が防衛省に納入される。

 F35は、他の航空機や艦艇と情報共有できる能力が向上。空自は通常の滑走路で離着陸するA型を運用する。

 米海兵隊は垂直離着艦できるB型10機を今年1月、米軍岩国基地(山口県)に配備した。

https://youtube.com/watch?feature=youtu.be&;v=qMKPjO7wBI8

http://www.sankei.com/smp/politics/news/170605/plt1706050019-s1.html