子どもたちの夏休みが大きく変わりそうだ。静岡県の吉田町では、来年度の夏休みは、お盆含めて約10日間になる予定だという。夏休み短縮にはどんな狙いがあるのか。

■大分市の小学校で、子どもたちが楽しみにしていたのは、あと1か月半ほどでやってくる夏休み。しかし、今年から、夏休みが1週間短くなるという。

■大分市では去年、台風によって2日間休校した小学校もある。大分市は、災害などで臨時休校があると、授業時間数が不足する可能性があるとして、夏休みの最終日を8月31日から8月24日に前倒しした。

■静岡県の吉田町には、別の理由で夏休みの短縮を決定した小学校もある。

■吉田町の小学校教師の月の平均残業時間は、57.6時間に及ぶという。そこで、町は、今年度から1日の授業時間数の短縮を決定。教師の残業時間は減るが、その分、児童が学校に来る日は増え、夏休みを4日間短くした。

■それでもなくならない先生の残業時間。来年度からは、1日の授業を短くするために、夏休みはお盆含めて10日間ほどになるという。夏休みの短縮について子どもたちは―

■「いやいや!勉強も増えるし」「やっぱ、かなしい」

■吉田町PTA連絡協議会・大石会長「(長期の夏休みは)親と子のふれあいという貴重な時間を取れていたと思うんですけど、それが減るということでその点は、不安はあります」

■吉田町は、今月19日に開く保護者への説明会で理解を広めたいとしている。

詳しくは動画で。(5分19秒)

配信2017年6月7日 18:35
日テレニュース
http://www.news24.jp/articles/2017/06/07/07363633.html