http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170627/k10011032451000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_008

NHKが、委託先の事業者による衛星契約について全国調査を行った結果、不正な契約手続きが4件、誤って契約を結んだものが243件見つかり、事業者への指導の徹底や再発防止に取り組むことにしています。
NHKは、ことし2月に長崎放送局が委託していた法人事業者の元社員による不正な衛星契約手続きが見つかったことから、委託先の事業者を対象にした全国調査を行いました。

その結果、住所変更手続きの際に、書類を勝手に衛星契約に書き換えるなどの不正な契約手続きが4件見つかったほか、確認が不十分などで誤って衛星契約を結んだものが243件見つかりました。

また長崎放送局の委託先の事業者について改めて調べた結果、これまでに明らかになっている8件に加えて、新たに不正な契約手続きが1件、誤って衛星契約を結んだものが27件見つかりました。

NHKでは、こうした契約のうち支払い済みの分について、受信料の返金手続きを行いました。

NHKでは、委託先の事業者による不正が繰り返されないように、事業者への指導を徹底するとともに、契約内容を確認するための契約書の書式を見直すなど再発防止策に取り組むことにしています。

6月27日 20時16分