インサイダー取引容疑で告発

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/2004630901.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

全国の百貨店などで婦人靴を販売している会社が株式の公開買い付けに応じるという
内部情報をもとにしたインサイダー取引で2000万円あまりを不正に得たとして、
証券取引等監視委員会はこの会社の元役員など2人を
金融商品取引法違反の疑いで大阪地方検察庁に刑事告発しました。

告発されたのは、東京・渋谷区にある婦人靴販売会社「卑弥呼」の小林史伸元役員(50)と、
知り合いで別の会社に勤める大阪府の菊原正二、本名・朴正二役員(55)の2人です。

証券取引等監視委員会によりますと、小林元役員は現職だった去年3月、
ジャスダックに上場していた「卑弥呼」が投資ファンドによるTOB、株式の公開買い付けに応じ、
上場廃止になるという内部情報を知り合いの菊原役員に伝えたということです。

菊原役員はこの情報をもとに事前にこの会社の株を大量に購入し発表後に売却して、
2000万円あまりの利益を不正に得ていたということです。

このため監視委員会は27日、小林元役員と菊原役員の2人を金融商品取引法に違反する
インサイダー取引の疑いで大阪地方検察庁に刑事告発しました。

監視委員会は2人が不正を認めているかどうか明らかにしていません。

06/27 21:05