http://www.jiji.com/jc/article?k=2017062800857&;g=soc


 タクシーの運転手に暴行を加え、3カ月の大けがをさせたとして、警視庁渋谷署は28日、傷害の疑いで、NHK制作局でディレクターとして勤務する40代の男性職員を書類送検した。NHKが同日発表した。容疑を認めているという。
 送検容疑は4月19日午前0時45分ごろ、東京都渋谷区の路上でタクシーを止めようとしたところ、60代の男性運転手とトラブルになり、暴行を加えて骨盤骨折など3カ月の大けがをさせた疑い。
 捜査関係者らによると、男性職員が運転手を車外に引きずり出そうとしたはずみで、運転手がアクセルを踏み込みタクシーが急発進。約40メートル先のマンションのフェンスに衝突した。
 男性職員は他の職員らと打ち合わせをした帰りだった。2018年の大河ドラマ「西郷(せご)どん」の演出を担当する予定だったが、NHKは担当から外したという。(2017/06/28-18:15)