訪問販売お断り ステッカー配布|NHK 京都府のニュース
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2014202641.html
07月05日 15時40分

高齢者を狙った悪質な訪問販売があとを絶たないことから、弁護士と舞妓さんが京都市にある高齢者が多く住む住宅地を一緒にまわって、防犯ステッカーを配りました。
この活動は京都弁護士会が企画し、京都市東山区の新道学区にある宮川町歌舞練場の前には、弁護士や舞妓さんなどおよそ20人が集まりました。
はじめに、消費者問題に取り組んでいる弁護士が、訪問販売を断るステッカーを貼っている住宅では、販売員は勧誘するだけでも京都府の条例違反になることを説明しました。
このあと、弁護士や舞妓さんたちは新道学区をまわって、「訪問取引お断り」などと書かれたステッカーや、相談窓口を記したチラシを配っていきました。
新道学区にはおよそ1200戸の住宅があり、高齢者が多く住んでいるということで、弁護士会では今後、すべての住宅にステッカーを配ることにしています。
ステッカーを受け取った高齢者の1人は、「よく目立つように、すぐにインターホンの横に貼りました」と話していました。
京都弁護士会の木内哲郎会長は、「強引な勧誘を断れない高齢者を狙った訪問販売が増えていて、ステッカーで拒否の意思を示す取り組みを他の地域にも広げていきたいです」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2014202641_m.jpg