開発途上国の特産品を展示販売する成田空港内のアンテナショップ「一村一品マーケット」に、今月から「ガチャガチャ」の自販機が設置された。

 アジアやアフリカで手作りされた工芸品などが、1回300円で当たる。店長の米本仁美さん(27)は「気軽に手にとってもらい、途上国の商品や産業への関心を高めてもらえれば」と話している。

 同店は2006年、経済産業省と日本貿易振興機構(ジェトロ)が途上国の特産品育成を支援しようと、成田空港第1ターミナル4階にオープンした。現在は工芸品や服飾、加工食品など民族色豊かな46か国の約300品を扱っている。

 今回は安価で買えるガチャガチャの人気に目を付けた。「幸運を呼ぶお守り・フクロウ」(カンボジア)や「ミニキリンキーホルダー」(マダガスカル)、「ナチュラルスプーン」(ミャンマー)など12種類を用意した。

 カプセルに収まらない商品もあるため番号札を入れ、店内で引き換える。当たりが出ればもう1回引ける。問い合わせは同店へ。

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景品
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米本店長
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