拳銃と実弾5発を不法に所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課は銃刀法違反(加重所持)の現行犯で、指定暴力団住吉会系組員、間瀬(ませ)伴紀(とものり)容疑者(32)=埼玉県坂戸市花影町=を逮捕した。調べに対し「自分のものではない」と否認している。

 組対5課によると、今月7日、「拳銃がある」との情報を受けて間瀬容疑者の自宅を捜索。警察犬が床下に隠されていたポリ袋に入った拳銃と、別の袋に入れられていた実弾5発を発見した。

 間瀬容疑者は今月死亡した住吉会系組幹部と同居。拳銃はこの組幹部が隠し持っていたもので、過去3回行われた家宅捜索では発見できていなかった。警察犬はラブラドール・レトリバーの「ムーンロケット号」。「ハイブリッド犬」と呼ばれ、違法薬物と銃器の両方を探知できる能力があるという。

 逮捕容疑は今月7日、回転弾倉式拳銃1丁と32口径の実弾5発を隠し持ったとしている。

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