シリーズ AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン (仮)
2017年7月22日(土) 午後7時30分〜9時49分 放送

「どうしたら心配のない老後を迎えられるの?」「何をしたら、子育ての環境はよくなるの?」「幸せに暮らすにはどうしたらいいの?」「どうしたらニッポンの未来は明るくなるの?」といった、私たちが感じている疑問や難問。
その解決策のヒントを、AI(人工知能)が導きだし、従来にはない「一手」を考えていこうという新たなシリーズのプロローグ。

NHKでは、人口動態や介護、医療、格差、消費など様々な社会を映し出す5000を超える公共のデータを入手。
「風が吹けば桶屋が儲かる」といった具合に、複雑に、間接的に影響し合っているそれぞれのデータの関係性をAIが解析し、日本の社会構造を詳らかに分析した。

その結果、日本を変えるカギを握っているのが、高齢者でも子どもでもなく、「40代ひとり暮らし」であることが判明。
労働時間や老後の介護、空き家問題などを良くするのも悪化させるのも、「40代ひとりぐらし」の人たちの選択にかかっていることが見えてきた。

さらに、大学や研究機関が持っている、匿名の個人1万人を追跡調査しているデータも解析したところ、幸せに暮らすための意外な条件や、若者世代に芽生えている、従来にはない価値観が明らかになるなど、これまで注目されてこなかった「一手」が見えてきた。
AIが解析した内容を、スタジオでたっぷり味わっていく。

http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170722