【7月19日 AFP】各国の軍事力以外の国際的影響力を示す「ソフトパワー」に関する調査結果が18日に発表され、昨年5位だったフランスが米英を抑えて首位に躍り出た。
今年の仏大統領選でエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)氏が選出されたことが要因の一つとされている。

昨年首位だった米国は今年、3位に転落。同調査は原因について、ドナルド・トランプ(Donald Trump)新大統領の「アメリカ・ファースト(米国第一)」主義の結果、「国際的心情」が悪化したと分析している。
調査は米国の広告会社ポートランド・コミュニケーションズ(Portland Communications)と南カリフォルニア大学(USC)が共同で実施したもので、25か国における世論調査とデジタルデータに基づいている。

ソフトパワーとは、国の魅力により他国との同盟関係を確保したり、他国に影響力を及ぼしたりする力のこと。
留学生にとって魅力ある大学があるか、観光客にとって訪れる魅力のある国か、また文化的魅力があるかなども考慮される。

上位5か国は上から順にフランス、英国、米国、ドイツ、カナダとなっている。日本は昨年の7位から6位に上昇。
今年の7位はスイス、8位はオーストラリアだった。

配信2017年07月19日 05:09 
AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3136170

他ソース
文化や外交の「ソフトパワー」、仏が米抜き 首位 日本は6位(2017.07.1912:46)
https://www.cnn.co.jp/world/35104435.html