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JA全農=全国農業協同組合連合会は農産物の販売事業などを強化するため、経営を監督する「経営管理委員会」のメンバーに三越伊勢丹ホールディングスの石塚邦雄前会長などを起用する人事案をまとめ、今月25日の総代会に提案することがわかりました。
農産物の販売などを行うJA全農は、政府から、農家の所得向上につながっていないとして外部の人材活用といった組織の抜本的な改革を求められています。

このためJA全農は経営の監督などを行う「経営管理委員会」のメンバーにデパート最大手の三越伊勢丹ホールディングスの石塚邦雄前会長や、トヨタ自動車の常務や日本郵政公社の副総裁を務めた高橋俊裕氏を起用する人事案をまとめたことがわかりました。

JA全農としては、石塚氏など民間企業出身の人材を起用することで、政府から求められている、農産物の販売など事業運営の強化につなげたい狙いがあるものと見られます。

JA全農はこの人事案を今月25日に予定されている各地の農協の組合長などが参加する総代会に提案して決定したいとしています。

7月22日 5時17分