ドラッグストアなどで高額商品を大量に盗む「爆盗(ばくとう)」が増加していることが25日、県警のまとめで分かった。

県警は合計で1万円以上盗まれる窃盗事案を「爆盗」と定義しており、
今年1〜6月で42件、計442万円の被害があったという。
前年同期比では34件増加し、被害額は370万円増えた。

県警によると、被害1件当たりの平均被害額は10万5238円で、最高被害額は38万2000円だったという。
見張り役など役割分担した複数人で店舗を訪れ、リュックや買い物かごに商品を詰め込み、逃走しているという。
大型店舗でひげそりの替え刃や哺乳瓶などが盗まれる被害が目立っているという。

県警は捜査3課などが中心となり、摘発に向けて捜査に力を入れている。
被害の通報を受けた場合は県警生活安全企画課が各ドラッグストアでつくる県ドラッグストアチェーン等防犯ネットワークに連絡、
犯行状況などの防犯情報を共有し注意を呼び掛けている。

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