https://www.cnn.co.jp/m/world/35105357.html

(CNN) ロシアのダイヤモンド鉱山大手「アルロサ」は4日、同国のシベリア極東部に位置するサハ共和国内のダイヤモンド鉱山で同日夕、浸水事故が発生し、作業員ら16人が行方不明になっていると報告した。

公式サイトによると、同社は世界有数のダイヤ採鉱企業で、カラット単位では世界の生産量の約3割を占める。

事故現場はミールヌイ町にあるミール鉱山で、102人がこれまで救助されたという。同社は声明で、さらに32人を助け出す作業が進められていると述べた。


同社の別の声明によると、浸水は現地時間の午後4時半ごろに発生。露天採鉱から水があふれ出し、鉱山内に押し寄せたとしている。

救助作業を続けると共に、浸水で被害を受けた設備の修復作業も開始したとしている。

2017.08.05 Sat posted at 17:42 JST