米軍が日本政府の自粛要請にもかかわらず新型輸送機オスプレイを沖縄県内で飛行させたことに関し、日本政府関係者は7日「米軍は今後も日本国内での飛行を継続する見通しだ」と述べ、要請は事実上拒否されたとの考えを示した。
シュローティ在日米軍副司令官は同日、小野寺五典防衛相に「安全性を確認した上で、運用上必要だと判断した」と説明した。

政府は、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属のオスプレイがオーストラリア沖で墜落した事故を受けて6日に飛行自粛を申し入れていた。
沖縄県の富川盛武副知事は7日、県庁で防衛省沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長らに原因究明までの飛行中止を要求した。

配信 2017年 08月 7日 19:18 JST
ロイター
http://jp.reuters.com/article/idJP2017080701001744?il=0