トルコの対独関係、独議会選挙後に改善へ=エルドアン大統領
2017年 08月 14日 15:53 JST
https://jp.reuters.com/article/turkey-europe-idJPKCN1AU0JL

[イスタンブール 12日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は12日、欧州との緊張は欧州域内の政治要因が原因とし、ドイツとの関係は9月24日の独議会選挙後に改善するとの見通しを示した。
トルコは北大西洋条約機構(NATO)加盟国で、欧州連合(EU)加盟を目指しているが、昨年のクーデター未遂後の取り締まり政策などから欧州との関係が緊張。一部欧州諸国は大規模な取り締まりに警戒感を示している。
エルドアン大統領は西部都市のイスパルタで演説し「欧州からの批判は内政に関連したものだ。フランスもオーストリアもそうしており、われわれはドイツも同じ戦略を取るとみている」と述べた。

その上で「この状況は(独)議会選挙後に改善すると考えている」と語った
演説は、テレビ中継された。