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【8月21日 時事通信社】マティス米国防長官は21日、訪問中のヨルダンで、アブドラ国王らと会談した。シリアとイラクにおける過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦で、有志連合の一角を担っているヨルダンとの連携を再確認したもようだ。

 ヨルダン王室の声明によれば、21日の会談では、米国とヨルダンの軍事協力やシリア難民問題も議題に上がった。マティス長官から「こうした課題にヨルダンが対処できるよう米国からの支援を強化する意思」が示されたという。

 長官は20日、中東、欧州歴訪の一環で、ヨルダンの首都アンマンを初訪問。この後、トルコ、ウクライナに移動する。

 また、同じく有志連合のメンバーであるトルコのエルドアン大統領も21日、ヨルダンでアブドラ国王と会談し、「地域情勢、特にシリア、イラク、パレスチナについての協議」(トルコ大統領府報道官)を行った。

 トルコとヨルダンは1947年の外交関係樹立から今年で70年の節目を迎えたこともあり、両国の関係強化、貿易や投資の拡大についても話し合ったとみられる。(c)時事通信社

2017/08/21 23:09(イラク)