0001岩海苔ジョニー ★
2017/09/15(金) 22:39:21.17ID:CAP_USER9立教女学院の理事会は16年5月、短大を閉鎖することを前提に募集停止を決定。あわせて、付属幼稚園も「独立した維持・運営は困難」として募集停止を決め、小中高だけを継続して運営すると公表していた。
12日に提出された仮処分の申し立てによると、理事会側は15年11月に開いた保護者向けの説明会では「短大と幼稚園は15年度の決算が赤字で、16年度も赤字の見通し」「小中高は黒字」などと述べ、短大と幼稚園の募集を継続させた場合は、法人全体の経営を悪化させるなどと話していた。これに対し、教職員側は財務状況を分析した結果「小学校と高校が赤字で、短大などによって法人の収益が支えられている」と主張。理事会側の説明が事実に反していると述べている。
教職員側はさらに、理事会が保護者や教職員向けに、その後開いた説明会では主張を変遷させ、教職員の質問状にも回答を拒否していると指摘。理事会の決定が「著しく不合理」だとして、募集停止を撤回するよう求めている。
学内での対立が深まり、不満は教職員以外からも出ている。幼稚園から短大までの保護者でつくる「藤の会」は今年7月、「短大を継続させた場合と、廃止した場合の利益を十分に比較していない」などと指摘し、募集停止の決議無効を求める意見書を理事会に提出した。
理事会は朝日新聞の取材に対し、「財務面の検討は行っており、理事会決議には何ら問題ない」「将来の状況に備えた措置、経営判断」だとして、募集停止の決議を見直す方針はないとしている。仮処分の申し立てについては「書面を受領しておらず、コメントは控えます」とした。(編集委員・市田隆)
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http://www.asahi.com/articles/ASK9842CGK98ULZU00B.html
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