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江戸時代に行われた立山信仰の一つで、女性たちが極楽往生(ごくらくおうじょう)を願った宗教儀式、「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」が立山町の芦峅寺で3年ぶりに開催されました。

3年ぶりに開催された「布橋灌頂会」には県内外から過去最大となる110人が参加しました。

布橋灌頂会は、江戸時代に立山に登ることを禁じられていた女性たちが極楽往生を願って白い布を敷いた布橋を渡る宗教儀式です。

芦峅寺のウバ谷川(うばだんがわ)にかかる朱色の布橋はこの世とあの世の境とされ、布橋を渡って帰ってくることは、一度死んで生まれ変わることを意味します。

白装束で目隠しをした参加者たちは、管弦の音色に合わせ、それぞれの思いを胸に、一歩一歩布橋を渡っていきました。

配信2017年09月24日(日)
チューリップテレビ
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