【増毛】昨年廃駅となったJR増毛駅が来年4月、生まれ変わる。駅舎を現在のほぼ2倍に増築する改修をはじめ、線路の枕木を使った通路の設置など敷地内の整備も行う。3日の臨時町議会で、駅舎改修工事に関する工事請負契約締結の議案が可決された。まちづくりの新しい核となる施設整備がスタートする。

 現在の駅舎の床面積は62平方メートル(駅内の直売店やトイレを除く)。新たにホーム側に52平方メートル増築し、展示室とする。町内外から鉄道関連の写真を募集する予定で、写真などをつるして展示するピクチャーレールも設ける。駅舎内の照明器具は昔ながらの雰囲気を出そうと、これまでの蛍光灯から天井からつり下げるタイプのものに変更。屋根や窓も改修する。

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