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来場者2400万人、好調に推移 エキスポシティ開業1周年

2016年11月12日

 今月19日に開業1周年を迎える吹田市の大型複合施設「エキスポシティ(EXPO CITY)」の累計来場者がことし10月末までで約2400万人だったと11日、同施設を運営する三井不動産商業マネジメント(東京)が発表した。

当初見込んでいた年間1700万人を大きく上回った。

 日本一高い観覧車「レッドホース オオサカ ホイール」(高さ123メートル)が7月に開業したこともあり、年間を通じて来場者数が好調に推移。

新感覚の生き物展示施設「ニフレル」をはじめ、体験型施設が充実しており、行楽期に府外からの来場者が4割を超えたことも後押しした。

 同施設は、遊園地「旧エキスポランド」跡地にオープン。

17万平方メートルの敷地には、305店舗の商業施設「ららぽーと」があるほか、隣接する万博記念公園や市立吹田サッカースタジアムがホームのJ1のガンバ大阪との連携企画も好評だった。

 同社EXPOCITYオペレーションセンターの栗林環所長は「行きたいと思わせる施設にすることが、来店のモチベーションになる。

飽きられないための取り組みを強化していく」と来期を見据えた。