独立行政法人・海技教育機構(横浜市)の練習船「青雲丸」で今年7月、実習生の自殺や失踪が相次いだ問題で、行方が分からなくなっていた男子実習生(21)が今月4日、自宅に戻っていたことがわかった。

この問題では、弁護士らでつくる第三者委員会が原因究明や再発防止策の検討をしており、今後、この実習生から聞き取り調査を行い、早ければ年内に調査報告書をまとめる方針。

同機構によると、この実習生は7月30日、名古屋港で下船した後、行方がわからなくなっていたが、今月4日、自宅へ戻ったという。どこで生活していたかはわかっていないが、健康状態に問題はないという。

2017年10月13日 08時21分
YOMIURI ONLINE
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