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今月22日に投票が行われる衆議院選挙で、高知県と香川県の市や町の選挙管理委員会で投票用紙の交付などのミスが相次いでいたことがわかりました。

このうち、高知県四万十町では、14日午前、衆議院選挙の期日前投票の投票所に訪れた有権者数に対して、手元に残っている投票用紙が1枚少ないことに担当者が気付きました。投票用紙は見つからず町の選挙管理委員会は、有権者に誤って二重に交付した可能性が高いとしています。投票箱は、今月22日の開票日まで開くことができないため、選挙管理委員会は、二重で投票された場合は、それぞれ一票として扱うということです。
四万十町選挙管理委員会は、「多大なご迷惑をおかけし、深くおわびします。まだ、期日前投票が続くので、再発防止に努めます」とコメントしています。

また、高知県四万十市では、選挙管理委員会が市外に転出した19歳から66歳までの男女、合わせて19人を選挙人名簿から抹消せず誤って投票所の入場券を送っていたミスがありました。市の選挙管理委員会によりますと19人の中で期日前投票をした人はおらず、市内で投票できないよう手続きをとったということです。
市の選挙管理委員会は「二重投票につながる重大なミスであり、再発防止に努めたい」と話しています。

一方、香川県まんのう町では衆議院選挙の候補者のポスターを貼る掲示板が誤って1か所多く設置されていたことがわかり、町の選挙管理委員会は13日撤去しました。警察からの連絡でミスに気づいたということで、掲示板の数の確認や設置を委託した業者への指示などが不十分だったとしています。

10月14日 20時29分