飲酒後に追突事故、警察官を書類送検
2017/10/16 16:19 現在
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=16375

今年8月、入善警察署の警察官が酒を飲んだ翌朝に車を運転して追突事故を起こし、相手にけがをさせた事件で、県警が、この警察官を書類送検するとともに減給1か月の懲戒処分にしていたことが分かりました。

減給1か月の懲戒処分を受けたのは、入善警察署の地域課で勤務していた44歳の男性巡査部長です。

県警察本部によりますと、この巡査部長はことし8月25日の午前7時50分ごろ、黒部市の国道を車で走っていて前の車にぶつかり、運転手に軽いけがをさせました。

警察の調べで、巡査部長の呼気からはアルコール分が検出されましたが、酒気帯び運転の基準値には達していなかったということです。

巡査部長は、前日の午後9時ごろまでに、自宅のアパートで焼酎の水割りを4、5杯飲んだと話しているということです。

事故を起こしたのは勤務時間外でひとりでマイカーを運転していました。

捜査関係者によりますと、この巡査部長は6年前にも飲酒した後に車を電柱や納屋にぶつける事故を起こしていたということです。

県警は、先月28日付けでこの巡査部長を自動車運転処罰法違反の過失傷害の疑いで、富山地方検察庁へ書類送検するとともに、減給1か月の懲戒処分としていたことがわかりました。

この巡査部長は処分が出た後に依願退職したということです。