関西電力は大飯原子力発電所1、2号機(福井県)を廃炉にする方針を固めた。東日本大震災後、小型の原発の廃炉が進み始めたが、大飯原発のような100万キロワット超の大型の廃炉が決まるのは東京電力福島第1原発を除くと初めて。

安全対策の費用が膨らむなか、電力各社はすべての老朽原発(総合2面きょうのことば)の再稼働を前提とせず、大型炉でも採算重視で選別する時代に入る。(関連記事経済面に)…※続く

配信2017/10/17付
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https://www.nikkei.com/article/DGKKZO22308200W7A011C1MM8000/