http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171018/k10011181541000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_006

先月、宮崎市の食堂で店長の男性が殺害された事件で、警察は店に出入りしていた客の1人で、別の窃盗事件で逮捕・起訴されている62歳の男が関わったとして、殺人の疑いで逮捕状を取りました。警察は、勾留されている新潟から身柄を移して、近く本格的に取り調べる方針です。

先月9日、宮崎市江平東の食堂で、店長の大西達夫さん(65)が、アイスピックのようなもので頭を刺されて死亡しているのが見つかりました。

これまでの調べで、店の客の1人で車を盗んだとして逮捕・起訴されている宮崎市の62歳の男が、事件への関与を認めていることがわかっていますが、男について警察が、大西さんを殺害したとして、殺人の疑いで逮捕状を取ったことが捜査関係者への取材でわかりました。

これまでの調べによりますと、男は、大西さんが殺害されているのが見つかった先月9日ごろ、大分県杵築市内で乗用車を盗んだとされ、その後、先月12日に新潟県柏崎市で警察の検問を突破して逃げ、翌日、JRの駅前で確保されたということです。

警察は近く身柄を宮崎に移し、大西さんの殺害について本格的に取り調べる方針です。

10月18日 14時48分