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長野県松本市の山の斜面に県の防災ヘリコプターが墜落し、消防隊員ら9人が死亡した事故を受けて、20日、長野市にある消防学校で犠牲となった消防隊員の同期らが追悼の植樹を行いました。

ことし3月、長野県松本市の鉢伏山に山岳遭難の救助訓練を行う予定だった県の防災ヘリコプターが墜落し、パイロットや消防隊員ら合わせて9人が死亡しました。

亡くなった消防隊員の瀧澤忠宏さん(47)と小口浩さん(42)の同期の消防隊員19人が20日、長野市にある県の消防学校に集まりました。

はじめに、全員で防災ヘリが墜落した鉢伏山の方角に向かって1分間、黙とうしました。そして、研修で寝食をともにした消防学校の敷地に、亡くなった9人の名前が書かれたプレートを打ち込み、再発防止への思いを込めてサクラの木とツツジの苗木を植えました。

参加した長野市消防局篠ノ井消防署塩崎分署の北村孝一分署長は「僕たちの志は亡くなられた9人と同じだと思いますので、今後も彼らに恥ずかしくない消防活動をしていきたい」と話していました。

10月21日 4時30分

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