京都市右京区から亀岡市に至る保津峡沿いの河川敷に、
廃タイヤが数カ所にわたり計約40本散乱していたことが26日までに分かった。
清掃活動をしていた保津川遊船企業組合の船頭が発見した。
府道が近くにあり、同組合関係者は「悪質な不法投棄だ」と憤っている。

同組合によると、廃タイヤが見つかった場所は、保津峡付近の河川敷約10キロ間の4、5カ所。
今月中旬、船頭8人が清掃していたところ、発見した。

同組合は、保津川の環境と景観保全のため年に数回、船で下りながら、川や河川敷のゴミを拾っている。
今年7月に清掃した時にはなく、これまでも廃タイヤ数本が見つかったことはあるが、この量は初めてだという。
豊田知八理事長は「世界から観光客が来る場所でこんな行為があり、非常に腹立たしい」と話し、
不法投棄の可能性が高いとして府南丹土木事務所に相談した。

同事務所施設保全室は、保津川の不法投棄パトロールは行っていない。
同室は「落とし物の可能性も考えられるため、府警に情報提供した」としている。

写真:保津峡付近の河川敷から見つかった廃タイヤ約40本
http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2017/10/20171027082522taiya.jpg

以下ソース:京都新聞 2017年10月27日 08時25分
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20171027000018