0001孤高の旅人 ★
2017/10/27(金) 14:05:14.01ID:CAP_USER92017年10月27日 12時22分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171026-OYT1T50186.html
山形大で学生の自殺が相次いでいる問題で、同大工学部(山形県米沢市)の学生が2月に自殺していたことが関係者への取材で分かった。
同大の学生が自殺したのは今年少なくとも3件、ここ3年では5件となる。
同大では新たに判明した2月の自殺のほか、今月4、24の両日、山形市の小白川キャンパスの校舎から男子学生2人が飛び降り自殺した。
また、2014年10月には人文学部(当時)の男子学生が山形市の大学寮で自殺。15年11月にも、工学部の4年生の男子学生が米沢市内の公園で自殺し、遺族が「アカデミック・ハラスメント(立場を利用した嫌がらせ)があった」などとして、大学と助教を相手取り、損害賠償を求める訴訟を山形地裁に起こしている。
◆再発防止やケアへ
一連の問題を受け、同大は26日、再発防止や学生のケアに取り組むため、小山清人学長を本部長とする総合対策本部を24日に設置したと発表した。
小山学長と理事5人、教育・学生支援部長、総務部長、保健管理センター長ら14人で構成。24日に同大小白川キャンパスで、人文社会科学部4年生とみられる男子学生が校舎から飛び降り自殺した事案を受け、同本部を設置し、〈1〉再発防止策や学生のケアの検討〈2〉建物の3階以上の窓サッシの開閉制限――などを指示したという。
25日には、小山学長が「悩み事があれば一人で抱え込まず、相談窓口や家族、友人、教職員などに相談してほしい。大学としても二度と同様のことが起きないよう再発防止に向け、万全の対策を講じる」などとするメッセージを学生向けに発信した。
◆文科省聞き取り実施
所管する文部科学省は26日、同大に対し、事情の聞き取りを行った。同省学生・留学生課によると、自殺した学生の友人や同じ学科の学生に対し、心のケアをするよう同大の担当者に求めたという。
同課は、アカハラで同大が提訴されたことを受け、8月にも自殺対策を含めた学生支援の在り方を見直すよう求めていたが、同大から結果の報告を受ける前に、今月2件の自殺が相次いで起きたという。