北朝鮮に対する警戒活動に当たっている米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」と海上自衛隊の護衛艦が3〜6日、日本海でインド海軍の艦艇と共同訓練を行ったことがわかった。

 北朝鮮を念頭に置いた日本海での訓練に、日米韓以外の国が参加するのは初めて。トランプ米大統領の来日に合わせ、国際社会が連携して北朝鮮問題に対処する姿勢を示す狙いがあったとみられる。

 関係者によると、訓練では、3か国の艦艇が航行しながら、通信したり陣形を変えたりする手順を確認した。インドの艦艇は10月下旬、極東ウラジオストクでロシア軍との合同演習を実施し、その帰路だった。

 一方、この訓練とは別に、日米では、ロナルド・レーガンを含む米空母3隻と海自艦との共同訓練も調整している。

http://yomiuri.co.jp/politics/20171107-OYT1T50051.html