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11月14日 18時26分

冬の訪れを前に、豪雪地帯として知られる岐阜県白川村では、冬の間、合掌造りの家屋を雪から守る雪囲いの作業が行われています。

雪囲いが行われたのは、白川村荻町地区の観光施設「合掌造り民家園」にある築およそ150年の大きな合掌造りの家屋です。

14日は、家の周りを囲むように丸太と角材で骨組みを組んだあと、「おおだれ」と呼ばれるすだれのような部材を取り付けていました。
「おおだれ」は、冬の間、雪や強風から家屋を守るほか、家の中の熱を逃がさない効果もあるということです。

「合掌造り民家園」の職員の水上幸喜さんは「最近はトタンなどで雪囲いをすることが多く、おおだれを使うことは少なくなった。白川村は2メートルを超える雪が積もるのでしっかりと備えたい」と話していました。

白川村では、今月中にほとんどの家屋で雪囲いの作業が終わり、冬を迎えることになります。

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