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7〜9月のGDP 年率+1.4% 7期連続プラス
NHK 11月15日 9時08分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171115/k10011223891000.html

ことし7月から9月までのGDP=国内総生産は、物価の変動を除いた実質の伸び率が前の3か月と比べてプラス0.3%、年率に換算してプラス1.4%となりました。輸出が上向いたことが主な理由で7期連続、1年9か月にわたってプラス成長が続きました。

内閣府が発表したことし7月から9月までのGDPの速報値は、物価の変動を除いた実質で前の3か月と比べてプラス0.3%となりました。この伸びが1年間続いた場合の年率に換算しますとプラス1.4%となり、7期連続、1年9か月にわたってプラスとなりました。

主な項目を見ますと、GDPを押し上げたのは「輸出」で、スマートフォン用の部品や自動車などが好調で前の3か月と比べプラス1.5%となり、2期ぶりにプラスに転じました。

また、「企業の設備投資」も人手不足に対応するための投資が増えたことなどから、プラス0.2%となりました。

一方、GDPの半分以上を占める「個人消費」は、賃金の伸びが鈍かったうえに台風や長雨が続いたことも響いてマイナス0.5%となり、7期ぶりにマイナスになりました。また、「住宅投資」は、相続税対策などを背景に増加傾向が続いていた賃貸アパートなどの着工が減ったことなどから、マイナス0.9%でした。