●長崎宗教戦争 竹村倉二

長崎の神社仏閣を調べてみると、
創立がほとんどが1600年以降.....
キリシタンによる神社仏閣の大々的な焼き打ち事件のせいである。....

■正覚寺    真宗 1607年放火により全焼
■深崇寺    浄土真宗 キリシタン宗徒の迫害により廃字に追い込まれる
■斉道寺    天台宗 最盛期は支院36坊があったが
       すべてキリシタンのために全滅した
■神宮寺 天台宗 支院30坊余がすべて破壊される
■鎮道寺 天台宗 破壊される
■神通寺 真言宗 1574年破壊される
■万福寺 神宮寺の末寺を破壊される
■伊勢宮神社 破壊される
■渕神社 神宮寺の末寺を破壊される
■桜馬場天満宮 何度か破壊される


(長崎県大村市)
●大日堂(キリシタンから殺害された僧侶・峯阿乗の墓)
戦国時代、当時の宣教師は大村純忠へ神社仏閣の
焼打ちなどを何回も要請し
当初拒否していた大村純忠も後で許可しました
そして1574(天正2)年、キリシタンが大村領内の寺や神社の略奪
破壊、焼打ちの限りをつくしました
この時、僧侶の峯阿乗はキリシタンによる弾圧攻撃を避けるため
大村から嬉野方面に逃げる途中
キリシタンによって、この地で捕まり殺害され
死骸は便所に捨てられました
この場所に建てられたのが、この大日堂です
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