産経新聞 2017.11.19 07:10

京成電鉄は、拾得物のPASMO(パスモ)の個人情報を不正に書き換えて、チャージされていた金額を着服したなどとして、京成大久保駅の男性助役(50)を懲戒解雇処分としたと発表した。処分は16日付。

同社によると、1日に谷津駅で利用客からパスモを紛失したと届け出があった。
拾得物情報を照会したところ見つからなかったが、2日になって京成大久保駅で当該のパスモの個人情報が書き換えられ、乗車券の購入などに使われていることが判明。
同駅の駅員を調査したところ、元助役が情報を書き換え、乗車券を購入し払い戻す方法で3460円を着服していたことが明らかになった。

同社は「お客さまの信頼を損なう行為であり、深くおわび申し上げます」と陳謝している。

http://www.sankei.com/region/news/171119/rgn1711190023-n1.html