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12月9日 6時01分

北海道南部の松前町沖の無人島に停泊した北朝鮮の木造船から発電機のエンジンが見つかり、島の小屋に設置されていた発電機のものと一致したことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は乗組員数人が小屋から持ち出したと見て、窃盗の疑いで捜査を進めています。

先月28日、北海道松前町沖の無人島「松前小島」に停泊していた北朝鮮の木造船から日本製のテレビなどが見つかり、乗組員の一部が「島から家電製品などを持ち出した」と話したことから警察は詳しい状況を調べています。

船内からはテレビのほかに発電機のエンジンが見つかり、警察が確認したところ、北海道の出先機関が14年前に島の小屋に設置した発電機のエンジンと一致したことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。船内で見つかったエンジンには港の管理人があとから取り付けた部品の一部も見つかったということです。

発電機は重さが数百キロあり、警察は乗組員数人が小屋から持ち出したと見て、窃盗の疑いで捜査を進めています。