富岡八幡宮の代理人弁護士会見 年末年始や例祭「影響ない」
スポニチ:2017年12月10日 05:30
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事件から一夜明け、静まり返る富岡八幡宮
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 東京都江東区の富岡八幡宮で宮司の富岡長子さん(58)ら4人が死傷した事件で、富岡八幡宮の代理人を務める佐藤歳二弁護士が9日、境内にある施設で会見した。
懸念される年末年始や例祭について「神職の行事に影響はない」と説明。
丸山聡一権宮司が事実上の代表者となる宮司代務者に任命されたことを明らかにした。今後、責任役員会で宮司の任命を協議する。

 佐藤氏は、茂永容疑者が宮司を退任した理由も説明。
在職中の99年頃から女性関係や金銭面などが富岡家で問題視された。01年に辞任することになった際、退職金の支払いと富岡家からの経済支援を条件に
「迷惑をかけたことをわびる。今後一切迷惑をかけない」と約束したという。

 06年、宮司に復帰した父・興永氏らを脅迫して逮捕された際、被害届を出したのが長子さんだったことから非難の対象になったとした。
また今年4月、神社本庁に「富岡真里子」名義で長子さんを中傷する文書が届いた。
7月ごろ、茂永容疑者が神社関係者に対して長子さんを中傷する電話を連発。
佐藤氏の名義で警告文を送ったところ止まり、長子さんも安堵(あんど)していたという。