http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171211/k10011254431000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_039

12月11日 15時41分

今月8日、大阪・豊中市で木造のアパートが全焼して5人が死亡した火事で、自力で避難したあと搬送先の病院で死亡した女性が消防に対し「自分の部屋のこたつから火が出た」と話していたことが捜査関係者への取材でわかりました。この部屋の焼け方が激しかったということで、警察と消防は引き続き火事の原因を調べています。

今月8日、大阪・豊中市服部豊町の木造2階建てのアパート「みやび荘」で火事があり、5人が死亡しました。

アパートは1階と2階に合わせて23部屋ありますが入居している人の多くが1人暮らしの高齢者で、警察によりますと、死亡したのはいずれも住民の高齢の男女と見て身元の確認を進めています。

このうち自力で避難したあと意識を失い、搬送先の病院で死亡した女性について、住民の畠田薫さん(85)と11日に確認されました。

捜査関係者によりますと、畠田さんは搬送される前、消防隊員に対し「自分の部屋のこたつから火が出た」と話していたということです。

この部屋は1階の北東側の角で、焼け方が激しかったということです。警察と消防は引き続き火事の原因を調べています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171211/K10011254431_1712111540_1712111548_01_02.jpg