寝たきりの女性を襲ったのは猫だったと断定しました。

 この事件は先月6日、熊本県御船町の住宅で、この家に住む82歳の女性が額や鼻などを20カ所以上切られ、
顔から大量に血を流した状態で発見されたものです。警察は殺人未遂事件として捜査していましたが、
「周辺に居ついていた猫の爪から人の血が採取されたこと」や「女性の枕元から獣の毛が採取されたこと」などから、
この傷が猫によるものと断定しました。警察は「ナイフで切ったような傷であったこと」や「近くに民家や学校があり、
早めに注意喚起を呼び掛ける」ため、殺人未遂事件として捜査したと説明しています。


テレ朝
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20171227-00000045-ann-soci

顔の傷、猫の「犯行」と判明 事件捜査打ち切り
12/27(水) 19:43配信 朝日新聞デジタル
 熊本県御船(みふね)町七滝の住宅で11月に寝たきりの女性(82)が顔を切りつけられた事件で、
県警は27日、顔の傷は猫が引っかいたものだと断定し、捜査を打ち切ったと発表した。

 県警によると、女性は夫(85)と長女(63)の3人暮らし。11月6日夕に女性が1階の寝室で
切りつけられているのを夫が発見。顔には20カ所以上の傷があったが命に別条はなかった。

 県警は殺人未遂事件として捜査を始めた。その後、家で世話をしていた野良猫1匹の爪や
口付近から人の血液などを採取。女性のベッドからは猫のものとみられる毛がみつかった。

 鑑定では猫に付着した血液が女性のものとは特定できなかったが、事件当時に第三者が家に
侵入した形跡がなく、猫が家に入るのを見たとの目撃情報があったことなどから、猫が引っかいたと判断した。
猫は県内の保健所に保護されている。(松沢拓樹)

朝日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171227-00000074-asahi-soci