https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180101/k10011276711000.html

去年1年間に結婚したカップルは、全国でおよそ60万組と、戦後、最も少なくなったと
見られることが、厚生労働省の調査でわかりました。

厚生労働省は、毎年1月から10月までの数値をもとに、その年に結婚した
カップルなどを推計しています。

それによりますと、去年1年間に結婚したカップルは、全国の推計で60万7000組となり、
前の年より1万3000組余り少なくなる見通しです。結婚の数が減少するのは5年連続で、
戦後、最も少ない数となり、厚生労働省は若い世代の人口減少が大きな要因と見ています。

一方、去年1年間に離婚した夫婦は、21万2000組と推計され、前の年よりおよそ
4800組少なくなる見通しです。ここ20年では最も少ない数となり、結婚の数が減っている
ことで、離婚も減少傾向にあると見られています。

単純に計算すると全国で52秒に1組が結婚し、2分29秒に1組が離婚していることになります。

厚生労働省は「少子化に歯止めをかけるには、結婚しやすい環境を整えていく必要があるため、
若い世代の就労支援などに力を入れていきたい」としています。