奈良市にある世界遺産の東大寺は1月1日から、大仏殿などを拝観するための入堂料を17年ぶりに引き上げました。文化財の保存や防犯対策などの費用に充てるということです。

 引き上げられたのは大仏殿と法華堂、それに戒壇堂を拝観するための入堂料と東大寺ミュージアムの入館料でそれぞれ中学生以上が500円から600円になりました。小学生は300円で据え置かれています。東大寺が入堂料を引き上げるのは2001年以来17年ぶりです。

 境内の建物の修復や史跡整備のほか近年増えている油まきや落書きを防止する費用などに充てるということです。

配信01/01 18:29
MBSニュース
http://www.mbs.jp/news/sp/kansai/20180101/00000031.shtml