【大阪市内タワマンバブル?心斎橋の物件は半数が大阪以外から購入】

12/22 20:33

 今週、大阪の心斎橋近くに新しいタワーマンションが完成しました。「心斎橋」、あまり住む場所というイメージはない街ですが、部屋はすでに完売。一体どんな人が買っているのか、タワーが次々と建設される今の大阪はバブルではないのでしょうか?

 「大阪・心斎橋の繁華街を抜けた先にある堺筋沿いに、新しいタワーマンションが完成しました。すぐ隣にもすでに1棟タワーがありますから、これはツインタワーですね」(神崎智大記者リポート)

 地下鉄堺筋線・長堀橋駅から徒歩1分の場所に完成した30階建てマンション。

 「マンションの周辺、大勢の外国人観光客の方が歩いています。観光バスもいますね」(記者リポート)

 外国人観光客が押し寄せるミナミの繁華街から徒歩圏内。昼夜問わず賑やかな場所で「住む街」のイメージはあまりないのですが、先に完成した隣のタワーに続きすでに完売したといいます。

 「実際に販売された部屋に入らせてもらいます。2LDKの55平方メートルの部屋だということです。きれいですね」(記者リポート)

 6階東向きのこの部屋の価格は3900万円台。立地がいいため、賃貸なら家賃は月20万円近くになるといいます。

 「こちらが貸し切りで使えるスカイラウンジだということで、大きなソファが置いてあります。見晴らしがいいですね、これはくつろげそうです」(記者リポート)

 賑やかなミナミに近いマンション。どんな人が購入したんでしょうか?

 「大阪府内の方が約半数、それ以外の国内外の方が約半数という割合。(海外からは)アジア中心に台湾、マレーシアなどの方に購入いただいております」(東急不動産関西住宅事業本部 山田一城さん)

 「心斎橋」の地名は東京の銀座などと並びアジア全域で通用するブランドネームだといい、パンフレットにはこんなキャッチコピーが。