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JR予讃線 雪で倒れた木に特急が接触 愛媛

11日午後2時45分ごろ、愛媛県大洲市のJR予讃線の西大洲駅と伊予大洲駅の間で、特急列車が雪の重みで線路に倒れてきた木と接触しました。

JR四国によりますと、列車は3両編成で乗客およそ40人が乗っていましたが、けが人はなかったということで、チェーンソーで倒木を切り出すなどの作業を行った結果、およそ2時間後に動き始めたということです。

JRが当時の詳しい状況を調べています。

乗り合わせたNHK記者「大きな音、急停止」

この特急列車に乗り合わせたNHKの記者によりますと、突然「ガタガタ」という大きな音と振動が起き、まもなく列車が急停止したということです。

車内では「確認や点検のため列車を停止して作業を行います。ご迷惑おかけいたします」とアナウンスがあり、乗客は外の様子をうかがうなどして運転再開を待ったということです。

神戸から仕事で来ていたという30代の男性は「何かに乗り上げたような振動があり、窓を見ると倒木を巻き込んでいた。きょう中に神戸までたどり着けるか不安です」と話していました。

徳島駅前でバス待つ人たちは

徳島県内の路線バスは11日午前中、雪のため多くの路線で始発から運転を見合わせ、渋滞の影響で大幅な遅れも出ました。

徳島市のJR徳島駅前では11日午前、雪が降り続く中、多くの人がバスの到着を待っていました。

徳島市内の大学へ向かうという30代の男性は「30分ほど待っていますが来なくて困っています。出張で徳島に来ましたが、こんなに雪が降るとは驚きました」と話していました。

徳島市の50代の男性は「20分ほど待っていますがバスが来ません。寒いので早く来てほしいです」と話していました。
(終わり)